可惜夜

だいたいゲームのこと

こんにちは横浜、また会おう静岡

1年で首都圏にトンボ帰り

ちょうど去年の今頃でしたね。千葉の実家から静岡にやってきたのは。

https://note.com/heberekerondo/n/n86fe4181b306

静岡にやってきたばかりの当初は少々ネガティブな思いもありましたが、やはり住めば都と言うものですね。
頭のおかしくなりそうなパチンコ屋のCMも、毎朝毎夕見るずんの飯尾の顔にも見慣れて、「思ってたよりも静岡って良いところだな」って思い始めて、東京へ向かう時の出費と不便さも受け入れられるようになりました。そろそろ車も買って東静岡あたりに住居を買うことも視野に入れて骨を埋める覚悟もでき始めた頃でした。

上司「東京本社行ってくんない?」

寝耳に水とはこのことなんだなー。

もう引っ越しは嫌だ。

ちなみに異動の命令を受けたのは辞令が出る1ヶ月前でした。1ヶ月で引き継ぎと引越し作業と役所とインフラへの諸々の手続きをやれっていうのか。
おまけにこの間に、新型コロナに感染してますからね。これについてはまた別の機会に。

もう引っ越しの何が嫌かって荷造りなんですよ。
ご存知の通り、フィギュアとかプラモとか本とかモノ集めを趣味にしているので、まあ荷物がかさばるかさばる。
おまけに引越し先の社宅が1Rとかいう、何かの刑罰かというくらいの待遇だったので、持っていたものの1/3くらい手放すことにしました。哀しい。
というかフィギュアとかプラモ趣味は今後は少し控えていかないとなーとは思っています。思っているだけだけど。

異動にともなって宛てがわれた社宅が1Rなので収納とかも工夫する必要があるなと考えてます。ベッドも収納付きのものに買い替えようか。
それとデスクトップPCが厄介です。これもかさばる上に精密機械なので持ち運びにも気を使うし。
もうWindowsマシンはゲーミングノートにしようか考えてます。いやでも、ノートだと拡張性無いしなー。
PS4も買い取りに出しました。PS5も既に持っていますが、なんだかんだで両方持っていた方が便利でした。さすがに部屋の狭さには勝てないので手放しました。7,8年も使い込んできたのでそれなりに愛着があったので寂しいものです。

こう考えると、ゲーム機をPCに統一してる人の考えもよくわかりますね。ゲーム機ってかさばる。

で、横浜はどんな具合?

終わってる。治安が終わってる。
東京の繁華街とはまた質の違う治安の終わりっぷりで、横浜駅西口や関内駅より南側にはもう近寄りたくない。
あと学生街のあたりもよろしくない。横浜なだけあって有名大学のキャンパスがあるのだけれども、学生街って学生向けにアレンジされたテーマパークでしかないんだなと思いました。学生にとって一時的な居場所でしかなく、社会人が生活する場所ではない。

東京の二番手を張るだけあるけど、大方の人がイメージしている横浜ってみなとみらい周辺のことを指していて、それ以外は悪い意味で普通って感じでした。個人的には静岡市街のコンパクトさも良かったなーって思ってます。10分以内の距離に映画館があるの方が便利でしたしね。
住宅街の中を地下鉄が縦断してるのは便利ですが、平日も休日も混雑具合が酷いので、都内に出るのも存外億劫に感じています。特に上野や秋葉原、新宿あたりに出るのはちょっと面倒。

あと首都圏のくせに車が無いと案外不便。不便な上に土地も狭いので区画整備されていない住宅地は車道が狭かったり、信号やミラーが整っていないので、車があってもそれはそれで面倒とうんざりしてる。

社宅の住心地

終わってる。

1R風呂トイレ一緒くたの薄汚れたユニットバスに、(しかもよく小さいGが出る)床が傷だらけで使い込まれた年季の入りっぷりを感じる。夏は熱が籠もって、冬は隙間風が入り込んで寒い。

極めつけはこれよ。

キッチンというよりも会社の給湯室やんけ

いわゆるクソキッチンってやつですね。

こんなので自炊する気も起きなくて、食事はもっぱら外食か冷凍食品になってます。食費がかさんでるし、このままその内、体を壊しかねないのでナッシュとかの弁当サービスを使うことも考えてます。
おい、東京異動って栄転じゃねえのかよ。なんでこんな所にぶち込まれなきゃいかんのだ。

社宅や寮を利用するのは今回が初めてなのですが、JTCってこんなんばっかなんですかね。
社宅はマンション一棟を会社がまるごと借り上げているそうなのですが、住人が自分を含めて数組しかいないゴーストマンションになっているのでさもありなんって具合です。
あと住居の近くで会社の人と鉢合わせするのが、なんかヤダ。

あと壁と床が薄い。隣の部屋からは念仏のようなうめき声が聞こえてくるし、上階の部屋からはリングフィットでもやってるのかよっていうぐらい、リズムカルにドタバタうるさい。管理している総務部に掛け合ってみても打つ手なしという有様。
ここまできたら隣の部屋の念仏はもう怪奇現象であってくれって思います。そのほうが諦めがつくから。
これだけ壁や床が薄いと喋りながらゲームして、格ゲーでアケコンバシバシいわせることもできないですね。

それと前述したように狭いのでモノが置けません。急場しのぎで近くのトランクルームを借りる羽目になりました。
それと今まで使っていたでかいデスクを組み上げられていません。

異動が1ヶ月前に決まったので、引越し先も社宅しか選べなかったのですが、正直後悔してます。

本社栄転

そんな風に周囲から言われましたが、まあ名ばかり栄転です。社宅の扱いもこんな有様だし。

東京でやってることはいわゆる一人情シスです。いや、ほんとに栄転か?
東京にも情シスを置いておきたいとの経営判断だったようですが、皆結婚したり家持ったり、静岡から出たくないと駄々こねたりと動ける人材が他にいなかったので、東京慣れしている自分に白羽の矢が立ったそうな。セキュリティとLinux運用の人間に情シス全般をやらせるあたり、人材不足も極まってますし、まあその程度の意識なんでしょうね。

役員のPCの面倒をみたり介護したり、自分で調べて判断することが増えて、管理者権限のないシステムの問い合わせを食らって、ドキュメントが無いから内線片手にTeams内をどたばたしたりで、盾にできる上司がその場に存在しない上に責任範囲や影響範囲も重くなっているのに、給与といった待遇面は変わってないです。

一人情シスな上にコロナ明け(実際は全然明けてねえよ)もあってリモートワークは基本無しになりました。令和ももう5年だぞ。
ノーマスクも多く、感染者もぽつぽつ出ているようですが、何も変わっていません。

役員直属のDX推進部隊の人ともよく話したりするのですが、AWSやAzureをどこの会社が提供しているのか知らなかったり、クラウドクラウドって連呼してるけどSaaSとIaaSの区別もついてなかったり、DX推進のための資料を神エクセルで作っているのをみかけた時は、どういう顔をすればいいのかわからなかったです。笑えばいいっ話じゃないし、笑えない。

そんな具合で「よくDX任されてんな」って東京本社であってもその程度のリテラシーなので、今後の展望もさもありなんって半ば諦めがついて、いつでも抜け出せる準備は整えようと思います。
このコロナ禍で古臭くて腐ったような因習や価値観が一掃されるかと思いきや、そんなことはなったし、まるでコロナ禍を無かったこのようにしたいかのように、そんな古臭いものが固着してしまったかのようにしか思えないです。JTCの本懐というか深淵って感じですね。

まあJTCも悪いことばかりではなく、給与以外の面倒見は良いです。部署も変わったのですが、以前よりかは話の通じる上司に変わりましたし、資格試験や技術的な研修も受けさせてもらえる予定です。このあたりは東京に来て良かったなって思います。こういった自己研鑽のための待遇に関しては大いに利用させてもらおうと考えています。

あとお局様って初めて見た。ドラマや漫画だけの存在かと思ったら、本当に給湯室の主みたいで謎に感動しました。

グルメ

圧倒的に静岡の大勝利。
静岡の海産物と日本酒の味を知ってると、もう他では寿司を食べられなくなりますね。
個人的に横浜家系ラーメンがあまり好きではないというのもありますけど。

ゲームセンター

徒歩で行ける範囲にゲームセンターはありましたけど、もう格ゲーはゲーセンじゃなくて自宅でやるものになってる時流なのだなと思い知らされてます。ゲーセンはあれど格ゲー筐体は無いですね。
麻雀ファイトガールくらいしかプレイするものがないです。

人間関係

人見知りな桃李ちゃんですが、静岡でも中途の同期や、前々から格ゲー関連でツイッターで繋がりのあった静岡在住の人と人間関係を構築できはじめたの思えてました。
異動を言い渡されたのがこの矢先だったので、また1からやり直しです。
静岡には足がけく通いたいとは思ってるので、また会えたら会うつもりですけどね。

ちょっと静岡に帰りたい

こんな具合で、静岡から離れて時間が経つにつれて、親しみや郷愁みたいなものが湧いてきて、自覚していた以上に自分は静岡のことを気に入っていたのだなと改めて感じさせられています。
静岡ってオタクやるには不便ではあったのだけれども、それ以外の生活面では中々良い塩梅でした。離れてみてようやく感じることができた魅力ってやつですね。

正直、横浜にはそんな感情を抱く自信は今のところは無いですね。
でも、次転職するならここがいいなーって企業がみなとみらいや渋谷にあったりするので悩みどころです。

なんだったら、横浜と静岡の二重拠点生活をできるようにしたいところです。それには先立つものが必要となるのですが、なんとかしていきたいところです。


アーマードコアネクサスという「破壊」に対する「清算」と「報い」の物語

もういくつ寝るとアーマードコア6の発売ですよ。前作「ヴァーディクトデイ(以下VD)」から10年。待ちに待ちわびました。

VDは「好きに生き、好きに死ぬ」ということがテーマのひとつでした。
一方でAC6のPVでは「ハンドラー・ウォルター」という人物が「お前に意味を与えてやる」と主人公に告げるという、「アイディンティティを他人から与えられる」というシーンがあります。
まるで前作との対比のように、「ハンドラー」と呼ばれる他人を管理・束縛する者から「意味」が与えられるというだけでも、とても重要なファクターとも思えます。このあたりは実際にプレイしてからのお楽しみですね。

また今年のRTA in Japan にはアーマードコアネクサスが選ばれましたしね。

https://www.twitch.tv/videos/1896679448?collection=IBFyAIG7ehfFtQ

というわけで、今回のお話はアーマードコアネクサスについてです。

「正のエネルギー」で突き進むアーマードコアの物語

アーマードコア人類は旧態の既存の存在を「破壊」することで、新しい世界へ「前進」するという物語を軸にしていました。
例えば初代ACなら人類を管理・束縛する存在「ネスト」を破壊することで現状打破を目指しました。
AC2は火星という新天地を巡る戦いを繰り広げました。
AC3では人類を管理する「管理者」を破壊し、その庇護からの脱却と地上という新天地を手に入れ、AC3サイレントラインでは誰も立ち入ることができなかった領域を踏破していくといった具合です。
ACⅤとVDでは、もうシンプルに自らに降りかかる火の粉を払っていったら、「俺なんかやっちゃいました?」的に立ちふさがる者すべてを焼き払っていた始末です。

ACfAでのオルカ旅団ルートでは、地球を封鎖する武装した衛星「アサルトセル」を破壊し宇宙へ進出できるようになったことを「成長と野心、正のエネルギー」と評しています。

そんな中でアーマードコア・ネクサスはシリーズの中でも異色な雰囲気のタイトルでした。

アーマードコアネクサスという「無為の物語」

ラストレイヴンポータブルに付属していた特典資料「AC CHRONICLE Art Works」に記載されていた年表ではサイレントラインからネクサスまでは50年の開きがあります。現実の体制や組織運営でも、かなり中だるみや停滞が深刻になっていることが想像できる年月の経過ですよね。

正直なところ、この頃のアーマードコアというタイトルも中だるみみたいなものがあったと、プレイしていて思えました。
熱システムやダブルトリガーといったシステムの刷新を試みてはいましたが、その作り込みが甘く、スピード感のある操作の爽快感やアセンブリの幅が損なわれていました。

こんな具合で色々と作り込みの甘いタイトルなんですが、それでも好きなんですよね、ネクサス。

それはこれまでのシリーズで主人公=プレイヤーが積み重ねてきたものへの清算と、その「清算」を甘受することしかできない「無為」の物語であると思えたからです。

AC3で地上に進出した人類はどうなったか。続編のサイレントラインでは飽きもせず戦争していました。
サイレントラインを踏破できた人類はどうなったか。続編のネクサスでは新資源を巡り、まだ戦争を続けていました。

結局、新しい世界を切り開くことができたとしても、やってることは舞台を変えての戦争戦争、また戦争なんですよね。
そういう意味では確かに、あの世界の人類は新しい世界にたどり着いたとしても、やるは変わらないという「停滞」が深刻なことになっていました。

ざっくり解説すると、あいも変わらずミラージュ、クレスト、キサラギの三大企業が開発と抗争に励んでいます。
その中でナービスという新参者が新資源発掘事業をひっさげて新規参入してくるところから、ネクサスの物語は始まります。

一方でキサラギはナービス周りの抗争には深く関わらず、完全に独自の思惑で動いています。まあ、ペットが静かにしている時ほどなんかやらかしてるのと同じなんですが。AMIDAとか。

新参者を快く思わないのは世の常で、早速ミラージュは新資源を巡ってナービスへの攻撃を開始。クレストもそれに追従し、ナービスの利権奪取を目論見ます。

ネクサスでは、とにかく企業の動きに稚拙さが目立ちます。

そもそもナービスの新資源発掘の裏には「旧世代の兵器の発掘」であることを見抜けず、ただ利権と新参潰しに目がくらんでいたミラージュ。
ミラージュの動向に焦りを見せて、支社と本社で内部分裂を起こしたクレスト。
ナービスに至っては掘り起こした旧文明の兵器を制御できなかった始末。

挙句、こいつら企業間監査組織の人間を殺してますからね。

一方でナービスに対し静観を決め込んでいたキサラギは、ナービスの本当の目的が新資源発掘なんてつまらんものではなく、旧文明の技術と兵器であったとわかった途端に動きを開始しますが、これもほとんど暴走みたいなもので、キサラギ上層部は研究部をどうにか止めようとしているんですよね。
もう泥沼の状況です。

また、レイヴンたちの動向も腐敗していました。
物語中盤で主人公の同期で、今回の顔役AC「オラクル」を駆るレイヴン「エヴァンジェ」をはじめとした多数のレイヴンが、アークの規約で禁止されている「企業との直接契約」をやらかしていたことが発覚。
ネクサスではこの「専属契約」という違反を多く見かけます。途中で敵対するアグラーヤは最初からレイヴンではなくクレスト専属AC乗りとされていますが、ジノーヴィーに関しては「お前よくそれでレイヴン名乗れるな」と言い訳できないくらいにクレストとべったりです。(ジノーヴィーがクレスト側にいたのも理由はありますが)
同時期にレイヴン斡旋組織であるアーク内部でもミラージュとの癒着が発覚し、レイヴンとレイヴンの管理組織がその腐敗ぶりを露呈します。

これに対しジャック・Oがアーク内部で政治的な立ち位置を確立すると、規約違反を犯したレイヴンたちとアーク内部の綱紀粛正を断行。これを機にアリーナのレイヴンたちの顔ぶれもがらりと変わり、オペレーターも交代となりまし。もしかして前任オペ子もやらかしてたんか?

実はここでジャック・Oはファインプレーを披露します。ミラージュの依頼を受託していた主人公に対し「お前は知りすぎた」と裏切り、主人公の始末を目論見ますが、このミラージュに対しジャックは報復を決行、ミラージュの砂漠の拠点を破壊し、結果的にミラージュを旧文明の兵器を巡る抗争から手を引かせるほどのダメージを与えています。
アーク内部と癒着していていたこともあって、ジャック・Oはミラージュに対しかなりご立腹だったとも思いますし、後のラストレイヴンでバーテックス結成を目論むパフォーマンスとも想像できますが。

旧文明の兵器を発掘し世界のトップに躍り出ようとしたものの、肝心の急性代兵器をまともに制御できなかったナービス。
そのナービスに強行的な態度を取り、利権を奪取しようとするミラージュ。
ミラージュに追随しようとするクレスト支社と損切で撤退を図るクレスト本社の内部分裂。
レイヴンとレイヴンズアークの腐敗。
キサラギ研究部の独断専行とそれを止められなかったキサラギ上層部。
それぞれの泥沼の愚行は、キサラギ研究部の暴走によって旧文明の兵器を起動させたことがトドメとなり、ついに世界の破滅へと繋がりました。

これだけの破滅的な悲壮さをさぞドラマティカルに繰り広げられるかとなりますが、そこはアーマードコアなので、淡々としています。
ネクサスのストーリーテーリングはメールとレポートでの文章による世界情勢の解説を読むだけなのですが、これが世界が崩壊に向かっていく有様を、ただただ眺めることしかできないどうしようもなさがあります。

企業という支配者は自業自得でボロボロに疲弊して誰も利益を得ていないし、世界が破滅へと突き進む中であっても、ミッション中のステージの空は突き抜けるくらい青いし、星野康太さんのサウンドは爽やかだし、世界が破滅へと向かう時は本当に淡々としていると思い知らされます。

そもそもネクサス以前からも、労働環境の改善を訴える労働者たちを依頼だからと薙ぎ払ってきたり、敵対企業の戦力をおびき寄せるために民間人を踏みにじってきたりと、そういった主人公=プレイヤーが行ってきた行為の積み重ねに対する「清算」でもあると思えるのです。
これまで現状を打破し、破壊し、突き進んできた最中で踏みにじってきたものに対する「報い」や「ツケ」でしょうか。

ジノーヴィーが自分たちレイヴンのことを「小さな存在」と言って捨てたように、ネクサスでの主人公の行いが世界に何らかの進歩や変化をもたらすということは、ついぞありません。最後のミッションで旧文明兵器の起動阻止を依頼されますが、それもほとんど悪あがきです。

誰も救われず、何も進歩もなく、世界が壊滅し、自分の意志や行為が何も世界に影響を及ぼすことはない。
主人公であるプレイヤーは何も為し得ることのない「小さな存在」のまま、
人類は人類の業の為に、 過去の人類の業に焼かれたとも考えられます。

3のDOVEやサイレントラインのIBISもガッカリだよ。

まあ次回作のラストレイヴンで、割りとしぶとく生き残って、また元気にまた戦争やってたんだけど。

ネクサスでの「無為」を踏まえた上で、次作のラストレイヴンでは、ただひたすらに「生き残るために戦う」というシンプルな物語になったのは、「ラストレイヴン」というタイトルにふさわしい「回帰」として、熱くさせるものがありました。

クソゲーだのなんだのと言われていますが、実際のところ確かに発熱システムや強化人間周り、ブレードホーミングの弱体化と色々と文句は尽きないのですが、「そのゲームが好き」であることとそれとこれとはあんまり関係ないものだと思うんですよ。

ですので、たまに旧作もプレイしたくなります。
新作の6が落ち着いたら、旧作をSteamあたりでプレイできるようにするとか期待したいところですね。




オープンワールド苦手人(にがてんちゅ)がブレスオブザワイルドをクリアできた話

ティアキンが流行ったからって、慌ててブレワイをプレイ奴~~~~~wwww

俺だよ。

流行りと口コミに乗せられましたね。
でもそういうのって全然良いことだと、俺は思います。

ティアーズオブキングダム(以下、ティアキン)旋風、凄まじいですね。任天堂が何年も手塩にかけて開発したゼルダなら、それはもう勝利を約束されたようなものですが、今回はツイッターがその勢いに更にブーストをかけたと思えました。ツイッターを開いたらゾナウギアのビックリドッキリメカが暴れ回っていたり、コログに派手なイタズラをしでかしてたりで、「こんなん絶対おもしろいやつだろ!」と目を引かれました。

その勢いはティアキンだけではなく、前作ブレスオブザワイルド(以下、ブレワイ)にまで波及しているのが凄いところです。下のランキングはティアキンが発売されてからしばらくのもので、ブレワイまでランキングにのぼってます。新作人気が前作の売上まで伸ばすとか、コンテンツとしてのパワーが凄まじい。

俺とリンクの旅と挫折は無駄ではなかった

というわけで、自分もティアキン旋風に影響されてブレワイをクリアできました。「こんなん絶対おもしろいやつだろ!」と目を引かれたからです。
ブレワイはSwitchと一緒に買ったゲームなんですよね。Switchを購入したのは4年くらい前になるので、足掛け4年かけてのクリアになります。なんでそんなに時間かかったというと、2回くらいプレイを挫折したからです。

https://note.com/heberekerondo/n/n6b38c453b90a

以前も語ったように桃李ちゃん、オープンワールドが苦手なんですよ。これまでまともにオープンワールドという要素を楽しめたのはデスストくらいでしょうかね。

オープンワールドってまず移動が面倒で仕方ないんですよね。
ダンジョンでも戦場でもないフィールドを、目的地が定まっているとはいえ延々と歩き通さなきゃいけないというのは苦痛です。むしろ目的地が定まっているからこそ、なんでこんな面倒なプロセスを挟まなきゃならんのかってげんなりしてました。

一方でというか、だからこそというか、デスストの場合は移動することそのものがゲームの目的に据えらました。
険しいフィールドそのものが立ち向かうべき敵キャラ、障害とされており、移動することをバトルに見立てていました。配達人であるサムにとって険しい道程こそが強敵であるというゲーム性とストーリーテーリングを立てることもできていたように思えます。

じゃあブレワイの場合はどうだったかと思い返すと、多分、人間の脳にはゼルダに楽しさを感じる領域野、通称:ゼルダがあって、それがようやく活性化してきたかもしれないです。
もしくは単純に、大人になってコーヒーが飲めるようになったとかのそんな感じです。

そんな具合で、うまく言語化できてないです。ゼルダ」だから、としか言えないですね。だって武器や防具も消耗品になってて、その管理で頭を悩ましたりしてて、正直デスストよりも面倒だなと思ったが多かったです。

強いて言うならブレワイには「この先にはいったい何があるんだろう?」と思わせてくれるようなフィールド作りだったからと考えられました。
いろいろありましたよね。見るからに怪しいからくりがぽつんと置かれていたり、海の向こうにはあからさまに異様な建築物が見えたり、「絶対てっぺんに何かあるだろ」と思わせる山々があったり。
思い返せば、そんな「あからさま」が、次に進むための導線の役割を果たしていました。

神獣とマスターソードの解放からのガノン討伐、そしてゼルダ姫と再会を果たすことで、これまでの「あからさま」に導かれたフィールド探索が「物語」に昇華されたようでした。

個人的にはなりますが、俺の場合は2回のプレイ挫折もまた「物語」に組み込まれて、昇華されたように思えます。

「これまでの旅は無駄ではなかった」というやつです。

何のためのオープンワールドなのか

正直なところ、個人的には「オープンワールドだからこのゲームは魅力的」とは思うことは、これからも無いと思います。
「そのゲーム、オープンワールドにする必要あった?」と思うようなゲームもいくつかありましたし、例えばFF16がオープンワールドではなくリニアと発表された時には不安が拭えたように思えました。

ただただ、「街とフィールドとダンジョンが、だだっぴろいひとつとして繋がってます」だけじゃ、「だから?」にしかならないです。

デスストランディングはフィールドを移動することそのものが、立ち向かうべき敵になりました。
ブレワイではフィールドそのものでストーリーテーリングしています。

「海の向こうになんか怪しい建物が見える」とか「あの山の向こうにはきっと何かがある」とか「見るからになんか怪しい遺跡みたいなものがある」といったように「先を知りたい」と思えるようなフィールド作りが、面白みに繋がるオープンワールドなのだとということを、ブレワイでようやく知ることができました。
こういう丁寧な仕事を膨大な数仕上げられるのは、やはり任天堂だからこそ可能でしょう。

というわけで、次はティアキンですよ。今年中にはプレイできるようにしたいところです。やれることと行ける場所が増えてるとのことなので、どんな「ストーリーテーリング」が存在するのか楽しみです。




アリスギアアイギス Expansion がスマホゲームのアニメ化の大正解をお出ししてきた

ゲームのアニメ化って難しいと思うのですよ。
さらっとゲームの物語全体を撫でるだけなら、尺の都合で内容も薄味になるだけで、別にアニメにする必要無いじゃんってなるんですよね。

ひと昔前にギャルゲのアニメ化では複数のヒロインを同時に攻略するような構成をとって、結果として尺が足りなかったり整合性が取れてないしっちゃかめっちゃかになったものが多くありました。
更にこれがスマホゲームとなると更に難易度が跳ね上がります。アニメ化時点でストーリーが完結していないので、物語の着地点が存在しておらず、ゲーム未プレイの人間からすれば、よくわからないまま12話が流れていったタイトルばかりでした。

FGOのアニメはこのあたりを割り切って、完全に既存のプレイヤー向けと割り切って、1エピソードに絞り切るという、タイプムーンという強い屋台骨とファンとの信頼関係があるからこそ可能な力技で解決させました。

一方でプリコネはアニメの座組が「このすば」とほぼ同じだったので、強烈なキャラとギャグで押し切るという「このすば」と同じ形に打って出ました。ゲーム未プレイの人間でもわかりやすいように調理されたドタバタギャグの畳み掛けで巻き込み、合間合間に布石を起きつつ慣れてきた頃にラスト2話でゲーム本編にも関わるシリアス展開を繰り出し、見事、大団円で軟着陸してみせました。

今回の「アリス・ギア・アイギスExpansion」も言ってしまえば「プリコネ」を踏襲してるんですよね。

ただし、そのやり口がやべーくらいにトガリにトガッてる。
あと辺見江里子がえろい。

「そうはならんやろ!」「なっとるやろがい!!」
と、新規にも既存のゲームプレイヤーにも入りやすくするためのギャグにギャグで畳み掛けるトンチキ構成にアニメオリジナル主人公をクレイジーサイコレズにすることで、ゲームで世界観を既に知っている隊長もゲーム未プレイのご新規さんも平等に「なんだこのアニメ」と破茶滅茶の渦の中に巻き込んでます。この新規も既存も平等というのが重要だと思えます。誰か言ったか「令和のギャラクシーエンジェル」とも。歳がバレるぞ。
8話の唐突に始まる人形劇とかほんと何???

https://www.inside-games.jp/article/2023/06/28/146869.html

監督のインタビューでは、この破茶滅茶でトンチキな構成は考え抜かれた上に狙ってお出ししたものでした。結果として大正解でしたね。

高幡のどかは、既存のキャラを立たせて存在感も食わず、自分も一緒に存在感を出せている、アニオリ主人公としては理想的な役どころでしたね。
で、その性格は「インターネットな子」だなーと思いました。
例えるなら憧れのイラストレーターとかにお近づきになったけど、その分自分の矮小さを見せつけられてこじらせてる学生みたいな子ですね。
「何者かになりたい、憧れのあの人のようになりたい」と鬱屈して捻じれてる人、SNSにたくさんいるじゃないですか。そういう人間って自分の矮小さをちょっと煽られると、すぐにインスタントでブラックな手法に飛びついて、周囲に大迷惑をかけた果てに身を滅ぼしてるじゃないですか。AIで出力したイラストでイキってクリエイターに舐めた口聞いたり、安っぽい3Dアバター被って過去の経歴を粉飾して吹かしたり無茶苦茶な言動したり、youtubewikipediaで雑に仕入れて体系的に学んでいない知識を雑に語ったりするヤカラ、たくさんいるじゃないですか。最悪なケースだと闇バイトに飛びつく連中とかですね。

のどかの場合は普通に良い子だったで、すぐにそんな浅はかな行動に出ることはなかったのですが、憧れの夜露とその仲間たちの活躍を目の当たりにし続けて、鬱屈したものが余計に醸成されていったのかなと思えました。
無いに等しい低いエミッション適正という努力ではほとんどどうにもならないものを、今回のメインの悪役である辺見江里子に煽られて、その口車に乗せられるという形で、のどかの憧れから反転した昏い情念が噴出してしまいました。話は変わりますがその辺見さん、エロいとは思いませんか。

根が真面目なのどかでしたが、憧れてる他人を勝手に神格化して、勝手に近づいてきて、一人で勝手に自分に失望した果てに暴走してしまいましたが、そんな彼女を成子坂の面々は後先考えずに助けに向かいました。
損得勘定とか仕事だからとかではなく、単に成子坂の皆が善人なのどかのことを好きだからというシンプルな理由だったことが、最終的にのどかの心を救うことになりました。

当初はクレイジーサイコレズで憧れの人を追いかけてるだけだったのどかでしたが、自分の弱さを認めて自立するという形で成長を遂げて、アリスギアEXの物語はひとまず幕を下ろします。

アニメオリジナル主人公をぶち込み、不条理ギャグのラッシュを仕掛けるという荒業とも妙技とも言えるやり方で、「いったい何がどうなっていくんだ」と疑問を差し挟む余地を与えないという剛柔の合わせ技で、既にゲームプレイ済みの隊長とご新規さんを同じ立場に立たせているんですよね。

この新規と既存を同じ立場に立たせるやり方が、スマホゲームのアニメ化の新しい正解の形だと思えました。

ところで全然話が変わるのですが皆さん

辺見さん、とてもえっちだとは思いませんか?
はえっちだと思います。

CV今井麻美の妙齢の黒髪ウェーブロングの糸目で下乳黒水着の上に白衣のマッドサイエンティストとかきゅんきゅんしますね。今井麻美さんの透明感のあるボイスでのお芝居も、包容力と妖艶さがあってとても良いです。
ミンゴスが悪役やるのって珍しいような気がします。自分の観測範囲が狭いだけかもしれないけど。
辺見さんのASMR音声がDLsiteで発売されたらセール前でも買うよ、俺は。

そんなアニオリのラスボスとして立ちはだかった辺見さん、ギアのリミッター解除やコアの機密に触れようとしたり、規約違反のギアでアクトレスの人体実験してましたが、この程度のことやらかしてる悪人は東京シャードじゃザラにいるし、ヴァイスを信奉しているSINやヴァイス利権争いに夢中の各国政府と比べれば、「ヴァイス殲滅」を目的として明言しているのでだいぶマシなんじゃないか?なっちゃう。

辺見さん、仕事終わりには溜めたストレスとフラストレーションをストゼロで溶かしてると興奮するのだけれど、あの人は技術職の中でも結構な立場にあったしストゼロなんてゴミみたいな安酒かっくらってなさそう。むしろワインセラーとかお高いウイスキーの瓶並べてそう。あととても楽しそうに人体実験やってたので、仕事そのものが生きる楽しみにしてそうなのでストレスも溜まってなさそう。
でも性欲は持て余してそう。
仕事にかまけて、生活は整理整頓されてないと興奮しますね。でもあの水着姿の見る限り、美意識は高そう。住居もタワマンに一人暮らしって感じだし。
でも性欲は強いと思う。

https://twitter.com/alice_anime_nzm/status/1623924730637213701?s=20

というか辺見さん、こんな長ったらしいギャグみたいな肩書ではあるんですけど、役職が一つも無いんですね。というかなんだよ総合給湯室って。
そもそも違法なギアとアクトレスの実験をしても、そのデータを表に出せるわけが無いし、当人の実績にもするわけにもいかないので、上層部に泳がされてたのでは。そのあたりを理解できない人でも無いと思うし。
そう考えれば、辺見さんものどかと同じ人間だったのではと想像が尽きません。そのあたりを新しく開催しているコラボイベントやアリスギアマガジンで深掘りしていって欲しいです。あと黒水着姿をもっと拝みたい。

正直、アリスギア秩序だと逮捕された後に“原因不明の事故”とかの憂き目に遭いそうだけど、これっきりの登場というのはもったいないのですよ。ゲーム本編にもひょっこり顔を出してきて欲しいところです。皆がピンチのところにやべーギア持ち込んできて助けにきてくれたり。それは助けに来てくれてることになるんか?
晴れて娑婆に出てきても、AEGiSの監視対象にはなってそうですが。

と思ったら、やっぱり出たわね。
ゲームとアニメは明確にパラレルワールドと明示されてるので、ゲーム世界での辺見さんもどんな暗躍を見せてくれることやら。

最後に忘れてならないのが隊長。
1話の終わりで早々に「今回のアニメの物語では、隊長の出番はほとんどないよ」と演出で明言してましたね。アリスギアの隊長はゲーム中でも交渉、折衝、工作が主な活躍どころだったので、アクトレスたちのわちゃわちゃした日常の裏でAEGiSと一緒に暗躍してることが想像できました。

辺見さんが引き起こした事態の解決のために動いた隊長のやり口もかなりダーティなんですよね。考えれば辺見さん以上に。
「今回の不祥事をトカゲの尻尾切りで手打ちにしてやるから、成子坂の業務停止命令を撤回しろよ」って御成屋の親会社の北条を丸め込むわ、即座に架空の業務依頼を偽造して部隊が動けるように手配するわと、ゲーム本編同様の辣腕ぶりを発揮してます。

というか、なぜ成子坂は業務停止命令を食らったのでしょうかね。
アニメはアキ作戦直後の話だというので、そのあたりが絡んで来るとは考えられます。だって、鳳さんがやれって言ったから。
このあたりはゲーム本編をやってね、ってことになりますね。

スマホゲームの主人公ってプレイヤーのアバターである側面も強いので、変に顔や個性を出すとノイズになりかねないんですよね。それこそFGOのようにアバターでありつつも濃いパーソナリティが立っているなら別ですけど。
でもこういった形で「仕事で忙しいからという理由で姿を現さないけど、裏で大活躍していた」ということを明示できるのも、アリスギアの隊長だからこそできる完璧なやり方だったと思います。

こんな具合で新規も既存プレイヤーも満足なアニメになったと思います。
もうちょっと色んなキャラが出てほしかったなーとも思いますが、そのあたりはキャラの多いスマホゲームだから致し方ないですね。

2期も期待されてるならCS版のエピソードを深掘りしてほしいですね。アクトレス同士の模擬演習という形でたくさんのキャラを出演させることができますし、CS版のエピソードもクリフハンガーな終わり方でしたので、その決着をつけるのも面白くなってきそうだと思います。

ペーパードライバー卒業計画

生まれてこの方、千葉と東京都内に住んでいましたが、幸運なことにとても車が不要なくらい交通の便のよいところでした。というか車持っていた方が場所の面からも出費の面からしても面倒くさいと思えるくらい。
おかげで大学生時代に、ほとんどたしたみ程度の意識で取得した運転免許証も、やっぱりちょっと値の張った身分証扱いになってました。

車が無いと人権が無い県に来たので、人権が失くなった

https://note.com/heberekerondo/n/n86fe4181b306

半年以上前に首都圏から静岡に引っ越しました。一日でも早い東京への帰還を目指して足掻いていますが。

首都圏より外だと「車が無いと人権が無い」とよく言われていましたが、実感させられてます。バスだと面倒だし本数も少ない。電車も駅の場所がターミナル駅以外は町外れにあるんですよね。住宅街のど真ん中とか。なんでそこに駅があるんだ、という立地。駅の周辺にはコンビニも無いし飲食店も無い始末。

そんなわけで、マジで自分の生活に車の必要性が生まれてきました。
だけど桃李ちゃん、まともに車を運転していたのは免許取り立ての大学生時代。それからかれこれゴールデンペーパードライバーです。無事故無違反の秘訣は車に乗らないことです。

ペーパードライバー講習に行ってきました。

いきなり乗り回そうなんて無謀さも、それで周りに迷惑かけても構わないなんて傍若無人さも持ち合わせていないので、近くの教習所のペーパードライバー講習に行ってきました。

The・車社会静岡でペーパードライバーなんて馬鹿にされないだろうかとおっかなびっくりでしたが、教習所の教官は意外と優しい人が多かったです。でも、「昔の住所が新宿の四ツ谷ってあるけど、本当に車無しで生活できるものなの!?」って驚かれていました。そうなんですよ、車いらないんですよ。というか車置く場所無いんですよ。車買えるほどの余裕もなかったし。

交通ルールを確認する座学を1時間。
教習所内のコースで運転の感触を確認するのに1時間。
路上で実践に5時間。
結構な出費でしたが、ぶつかったり人轢いたりしてやらかすことと較べれば安いものと考えます。
おかげで公道での運転ルールと作法はしっかり思い出せました。

車乗り始めて気づいたこと

危ない。道路マジ危ない。車に乗り始めてから道路には危険が溢れていることがわかった。もう人間、家から出ないほうがいい。

自転車、マジで危ない邪魔。けど多分、あちらも車マジ危ない邪魔とか思ってるんでしょうね。どうにか共存できるよう道広くしてくれ。

自転車は左側通行だ、ボケが。

自転車とバイクは停車してる車の左側を通り抜けるな、ダボが。

道路がボコボコなところが多すぎる。行政は何をやっとるんだ。

どこの交差点にも信号をつけろ。行政は何をやっとるんだ。

歩きスマホするな。マジで動きが読めない。

頼むから幼児を歩かせる時はハーネスつけてやってくれ。俺だってお前の子どもを殺したくないんだ。

何はともあれ、自分が扱っているものが凶器であり、安全第一だということをしっかり忘れないようにしようと思います。

車、高くね?

車乗り始めると、やっぱり自分の車が欲しくなってくるんですよね。
ちなみに今は親の車を借りています。

月々の保険とガス代とローン。その他消耗品。万が一、擦ったり故障した時の修理費。その上年一で襲いかかってくる自動車税と車検代などと、維持費も馬鹿にならない。
そりゃ、若者の車離れなんて言われて久しいわな。

職場で自分と同程度の給与を貰ってる人間に、「毎月の給料、車の面倒見るだけでだいぶ持っていかれません?」って尋ねてみたけど、「他にやりたいことないから間に合ってる」とか「休日は車で買い物して寝て終わるから」って返されました。ゲームやらフィギュアやらプラモやら書籍やらに突っ込んで、隙あらば都内のイベントに参加していた自分とは、全然価値観違うんだなーって思いました。
というか、がんばってもっと給料もらえるようになろうよ。

行動範囲が拡がった

ペーパードライバー講習でも、とにかく回数こなして慣れることが肝要だと教えられました。
そんなわけで最近は近場の海辺に遊びに行ったり、高速で山梨まで行って蕎麦を食べに行ったり、道の駅で地元のワインを買ったりと車を転がしています。行動範囲が拡がると、自分の人生にも拡がりができたようで楽しいですね。

なんのために運転するのか。それは確実に目的地に到着すること。

でもそれとは関係なしに東京戻りてえ。

マリオワールドRTA新人大会でRTAデビュー

RTA興味あるんだけどなー、やってみようかなーどうしようかなー

ってな感じでうだうだやってる奴は、一生何もやらずに死んでいくもんなんですよ。

俺もRTA自体には興味がありましたが、「やろうかなーどうしようかなー」とうだうだやってました。ところであなた、数ヶ月前も同じような感じでうだうだやってませんでしたっけ。魂が老いるぞ。

https://note.com/heberekerondo/n/nb6e79b822d88

そんな中でタイミングよく「いいからやってみろ」といった感じのイベントが開催されたので、思い切って参加してきました。斎藤工泉里香もCMで「えいやっ」って言ってましたしね。エイヤっ、大事ですね。

https://note.com/nanahuse/n/n50da719d4aa4

自分は11Exitカテゴリで出場しました。下記アーカイブで見られます。

https://www.twitch.tv/videos/1830574550

ちなみにRTAイベントも初めてなら、RTAそのものも初めてですし、Twitchでの配信も初めてという初めてづくしでした。参加申し込みをした後にすぐにキャプチャーを購入して後戻りできないようにしましたね。
OBSとLiveSplitの使い方なんもわからん。

実際にやってみて〝理解らされる〟RTAの難しさ

やっぱり何事も自分の手を動かさないことには、実感をともなった理解なんてできないんものなんですよ。仕事でもゲームでもなんでも。
それがRTAという特殊なスキルならなおさらなわけです。

Twitchとかでの走者の配信が当たり前のように決めている何気ないテクニックも実際は見た目以上に難しかったというのが一番でした。(メッセージブロックジャンプとか)。それと操作パターンの最適化とそれを体に覚えさせるための反復練習もなかなか大変でした。

それとね、配信って滅茶苦茶緊張するのよ。一発勝負の場ですし。

同じRTAでも記録狙いの録画と配信での並走レースは別ジャンルになるんですよね。
録画なら理論値を出せなかったらリセットってできますが、並走レースだと当たり前ですがそれが許されません。ミスした際のカバーに必要な知識、安定を取るか攻めるかの判断力も別に必要になってきます。

案の定、自分も本番ではでかいミスを3つもやらかしました。1-3のメッセージブロックジャンプを2回もミスったのは痛かった。

RTA in JAPANとかのイベントで一人で走りながら解説してしゃべり倒す走者は尋常じゃないことも身をもってわかりましたね。
あんなに集中を必要とするプレイングをしながら、あらかじめ台本にしてある解説と一緒にアドリブ利かせた小粋なトークで場を繋いでいくのは、一朝一夕でできるものじゃないですね。

ニュービーにとって、イベント開催はありがたい

「やってみようかなー、どうしようかなー、興味あるんだけどなー」と迷ってる中で、こういうイベントを開催してもらうと沼に突き落とされている背中を押して貰えていることになるので、自分のような何もかもがまるっきり初めてのニュービーには最初の一歩を踏み出しやすいです。

逆に言えば、新規に来て欲しい界隈は、こういう新人大会の場を設けるのが効果的だと思います。多分、他にもいると思いますよ。「やろっかなー、どうしようかなー」ってうだうだやってる内に老いて死ぬ奴。遠慮なく背中を押して、沼に突き落としてやりましょう。

なかなか多忙に見えましたが、こういう機会を設けていただいた運営陣、アルカナハート勢というよしみということもあり今回のRTAを紹介してくれたり配信方法を教えてくださったはみさん、本当にありがとうございました。

RTAは今回ぽっきりというわけではなく、時間が許す範囲でこれからも続けていこうと思います。
不定期ですがTwitchでの配信も始めました。

https://www.twitch.tv/tohri_online


C4LANに行ってきたよ&初めてのRTAinJAPAN現地観戦

去る4月28日〜30日にかけて、静岡でC4LANが開催されましたので、現地へ参戦してきました。
お目当てとしてはRTAinJAPANです。

静岡に来て半年と少し。正直、首都圏に足を運ぶのがだるくなって出不精になってるところに、近場でイベントが開催されるということで、せっかくということで足を運んでみました。

書くのが遅いですね。もう1ヶ月も前だぞ。

初めて現地観戦するRTAinJAPAN

RTAinJAPANはこれまではオンラインで見てましたが、現地観戦は今回が初めてです。
感染症による規制が緩和されつつあった中なので、それなりの人出ではありましたが、それでも地方開催だからか、のんべんだらりとした雰囲気で良かったですね。機会があれば東京開催時も現地参加して比べてみたいですね。

会場での観戦はオンラインのそれとはやっぱり違うものがありました。ライブも現地と配信では伝わってくる空気感が違ってくるのと同じです。

具体的に言うと走者がわけのわからんことをやっている時の「なにやってんだこいつ?」感と「よくわかんねーんだけど、なんかすごいんだろうな」という拍手などといった、緩くありつつも一体感のある雰囲気でしたね

久しぶりの格ゲーとオフライン対戦

https://c4-lan.com/2023s/0044/

あとギルティの対戦会もやっていたのね。現地に着いてから知りました。
静岡に来てからオフラインでの格ゲーなんか全然やっていないものなので、参加してみようと思ったけど、事前申込み制でした。ちゃんと前々から確認しなさい。

https://twitter.com/katitagaribon/status/1640733008461176833?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1640733008461176833%7Ctwgr%5E4f5cdea60347e510b177000dd587dcb8898dff2b%7Ctwcon%5Es1_c10&ref_url=https%3A%2F%2Fkakuge-checker.com%2Fevent%2Fview%2F49436%2F

もう一方でボンちゃん選手のスト5のイベントも開催されてました。こちらは飛び入り参加OKでした。
レッドブルもらったり、初対面の人に話しかけてもらってTwitterの相互になったり、久しぶりに対面での対戦ができたりして、とても良かったです。

ところで会場をうろちょろして気になったのは、親子連れや女性の方の姿が多かったことですね。
やっぱり間口が広がってきたんでしょうね。良いことだ。
ただ、その「間口」というものは配信者とかインフルエンサーとかSNSであって、決してゲームセンターではないのかなとも。
だからか、格ゲーの隆盛や人口拡大の一方で、既にゲームセンターの客入りや売上には繋がるものでものでは無くなってしまったのだとも思えました。
というか格ゲー置いてるゲーセン無いし。静岡駅周辺に。

学校フケて、ゲーセンを居場所にしていたことがある身からすれば、これを時代の移り変わりと一言で

RTAやってみようか

感染症の影響でリモートが中心になっていたので、やっぱりオンラインと「現地の空気」は違うなと思わされました。
触発されるものがあるんですよね。「現地の空気」って。
というわけで、自分もやってみようと思いました。RTA
そして、タイミングの良いことにこんなイベントが。

https://note.com/nanahuse/n/n50da719d4aa4

https://twitter.com/SMW_RTA_kokuchi/status/1662244725422981120?s=20


さっそく、走ってきました。
この話についてはまた今度。