心理的安全性とかウェルビーイングとかの概念とは無縁どころか「なにそれ美味いんか?」という旧日本軍ナイズな職場ですので、自分に向けた言葉ではないとわかっていても、メンタルが摩耗するような会話とか叱責だったりが、そこかしこから耳に入ってきます。
挙げ句、問い合わせや相談を持ち込まれる時は「おい」呼ばわりで礼儀も何もあったもんじゃないです。自分の頼み事すら文章化したり、まともに言語化できる人間のほうがもう珍しいくらい。
はっきり言って仕事をする上で邪魔で不快でしかないですね。おめーそんなんだから、今年度も早速新卒がやめてんだよ。
こういうケースに遭遇したら速やかに職場を爆破することが最も迅速かつ生産性と継続性のあるソリューションだと考えられます。*1
やはり暴力。暴力は総てを解決する。あと火力。
しかしながらこの令和の時代、コンプライアンスという観点から暴力は推奨できません。*2
他人を変えられないのなら、自分が変わればいいということで、自分に対策を施すことにしました。
前置き長くなりましたが、もう仕事する時は耳栓することにしました。
ひとくちに耳栓と言っても、最近ではよく見かけるウレタン製のものからノイズキャンセリング技術を利用したデジタルなものまで揃っています。あとは聴覚過敏な人向けのものとか。
よくあるウレタン製のものだと耳栓をつけていることがあからさま過ぎて、逆に煽って周囲の人間から顰蹙を買いそうだったので「それっぽく見えるもの」を選ぶことにしました。
とはいえデジタル耳栓はさすがに金額面でもしんどいし、充電とかの管理も面倒ということで、今回選んだのはこれでした。
https://www.yodobashi.com/product/100000001006625696/
音響機器メーカー製ということで音に関して信頼できそうなのと、見た目がAir Podsっぽいのと、それなりの値段ということで選びました。
とはいえ、デジタル耳栓とかノイキャンイヤフォンよりも安いけれども、たかが耳栓に4000円近くってねえ。今回はヨドバシのポイントが貯まっていたから、それで買ってみたけど、それにしても耳栓に4000円近くはねえ……。
すぽっ…….
気分はアーマードコア6のイグアスです。
窓際部署の酔漢みたいなおっさんのへらへらとした声も、ヒステリックなお局様の甲高い声も、パワハラ体質が抜けきらない役員の声も、もう俺には届かない。
ぱっと見ノイキャン付きワイヤレスイヤフォンにしか見えないので、傍目から見たらweb会議をしているようにしか見えないのも良き。実際に話しかけられた時も「会議中でしたか?」と言われたので、バレてないのでしょう。しめしめ。
欠点としては、就寝には使いにくいことでしょうか。イヤフォン型なので外字に露出しているパーツが大きくて寝相が悪いと外れやすいので。でも寝る時は普通のウレタンの耳栓を使えばいいだけの話だし。
というわけで、無礼に呼び出されることも少なくなり*3、職場の居心地が多少は良くなりました。