可惜夜

だいたいゲームのこと

おまえら人類がアホなので、俺が新型コロナに感染した話

な~~~~~にがコロナ明けじゃい。
まだ全然続いているじゃないか。

去る8月29日、新型コロナの陽性の診察を受けました。ちょっと間が空きましたが、当時のことを記録としてブログに残しておきます。

陽性判定が出るまで

陽性の診断が出たのは火曜日なので、おそらく土日にウイルスに引っかかったかもしれませんが、食料の買い出し以外に人出のある場所に出かけていないです。
十中八九やっぱり職場でもらってきたのでしょうかね。というのも、

東京への異動が決まり、横浜への引っ越しと業務の引き継ぎでくそ忙しいこの状況でだ。

惜しくも感染症5類に移行してからしばらくのことでしたので、療養中はがっつり有給を使わされる羽目になりました。もう踏んだり蹴ったりです

1日目

朝から若干の喉の違和感。タバコの吸いすぎかなー程度で普通に出社してました。
だけどのど飴を舐めてもどうにも喉の違和感が無くならないし、むしろ痛みも出てきたし、なんなら熱も出てきたしで、まさかと嫌な予感がよぎって早退して、そのまま診療所に駆け込みました。
そしたら出たね、噂の二本線。見事に陽性でした。あと三本線って書くとエースコンバット7の主人公みたいですね。

帰り際に申し訳ないと思いつつも、医者からの指示でもあったのでスーパーで食料を一週間分買い込んで帰宅しました。それと親にも連絡。この時、近くに親が近くにいるというのはありがたい。

咳は感染当初から解熱するまでほとんど出ず、体調も熱っぽくて少しだるい程度。食欲はありましたので、食事をかっこみシャワーを浴びて薬飲んで、そのまま大槻ハンチョウばりにベッドインです。

この時点で熱は37℃台でした。

2日目

真夜中に目覚めて、熱を測ったら38℃台。「はじまったな」って思いましたね。ここから熱は上がったり下がったりを繰り返して行きますが、幸い39℃まで上がることはなかったです。
二度寝かましてまた起きたら、だるさもそれなりになったけど、身動きできない程でもありませんでしたね。そうなると人間、ヒマになってきました。

というわけで当時発売したばかりのコレです。

ルビコン3で燃え残ったすべてに火をつけて回ってました。
これ以降、特に症状が重くなるわけでもなく、ただただアーマードコア6やって飯食って薬呑んで寝るを繰り返すだけです。
おかげでこの夜には微熱程度まで熱が下がってました。

3日目

Chapter4のアイビスCEL260が倒せなくてイライラしてたからか、熱「がまた38℃台までぶり返しちゃいました。寝ろ。
AC6だけやってるのも途中で飽きたので、ブルアカのたまっていた絆ストーリーを消化したり、新しくアークナイツを始めたりしてました。

4日目

アーマードコア6クリアしました。
最初なのでレイヴンの火ルートですね。エアちゃんの期待を無下にするのは辛かったのですが、この時点でコロナの辛さはなくなって、だいぶ良くなってきたと思います。熱も36℃台と微熱をいったりきたり。
元気になってくると体を動かしたくなるもので、外出できずにいることに少しフラストレーションが出始めました。

5日目

アーマドコア6、2週目開始。
熱も36℃台まで完全に引きました。
医者からは感染から5日経過して解熱していたら、外出しても良いと指示を受けてましたので、夜中に人出がいなくなってから散歩にでかけました。
シャバの空気はうまかった。

6日目

アーマドコア6、2週目クリア。解放者ルートです。
1周目の苦戦ぶりが打って変わってサクサク進みましたね。。2周目はパーツも揃ってるのもありましたが、それ以上に自分のテクニックが成長していることが実感できて、難易度調整に妙を感じましたね。
途中からコロナの話からアーマードコアの話にになってない?

症状が出ている最中は不安はありましたし、ヒマでやるせなかったのも気を紛らわすことができなので、今回のアーマードコア6のおかげでコロナを乗り越えられたという気持ちがあるんですよね。

ここからが本当のコロナ感染症

おまたせしました。出ました。後遺症です。
幸い味覚や嗅覚の異常は出なかったのですが、体力低下のデバフはありました。例えるなら最大HPの低下です。ダークソウル3のイルシールの地下墓で出てくる獄吏ですね。こっちを認識した途端、「ぶしゅー」って言わせて、こっちの最大HPゲージをみるみるこそぎ落としてくるキモいアイツです。

ブラボの発狂ほうずき以来のクソモブでしたね、こいつ

このデバフが2週間くらい続きました。
とにかく歩くとすぐ疲れる。階段の上り下りが辛い。発熱よりもこっちのほうがしんどかったです。

それと勤め先のコロナ感染の対応がぐっだぐだにも程がある体たらくで、これが地味にメンタル削られました。
新型コロナって解熱して感染力がなくなっても、2週間程度は陽性反応が残るとされているのですが、

  • 陽性反応があるなら在宅勤務しろという総務

  • 解熱したらさっさと出社しろというわからず屋所属部署の上の人間

  • 出社したら出社したで「なんで陽性なのに来たの?」と寝ぼけたことを抜かし始める別の上長

といったグダりっぷりでした。組織としての安全管理を適当にやってんだろうね。

ワクチンってすげえ

感染時にはすでにワクチン接種済みでした。
感染してわかったのは「ワクチンってすげえ」です。
パンデミック当初は致死のウイルスだったCOVIT-19もワクチン4回打ったら、「なんかだるいなー」って思いながら呑気にアーマードコアで遊んでいられたのも現代医療技術のおかげです。ワクワクチンチン
ありがとう医療従事者のみなさん。
あとフロムソフトウェアの開発スタッフもありがとう。

まだ何も終わっちゃいない(cvささきいさお

自分が感染した時期が5類に以降して「コロナ明け」とか寝言を抜かし始めた頃ですね。

感染症のカテゴリを変えれば、ウイルスも弱毒化すると考えてるヤカラが実在していることにびっくりですよ。ちゃんと学校出たんか? その有様で日常生活に支障は無いんか?

世間を見れば浮かれポンチでマスク外して出来の悪い面を恥ずかしげもなく往来に晒しては、自分から満員電車でしかない苦行を自分から呼び戻している始末で、ニューノーマルなんて標語は消滅しましたとさ。
実際は第9波、第10波がきていたり、季節外れのインフルエンザの流行のダブルアタックで薬局の薬が足りなくなるほどのてんやわんやです。

快適だったリモートワークを自分から打ち捨て、そのための業務効率化そのものも無駄だったと切り捨て、古い因習がより強く固着してしまったように思えます。自分から満員電車なんて地獄に戻りたがる頭のイカれたドMどもにはもう付き合いきれません。

あの頃に戻りたい。人っ子ひとりいない朝の静かな新宿に。

ちょうどコロナでの緊急事態宣言が始まった頃に、新宿三丁目にあるデータセンターにちょくちょく通ってたんですよね。お前らがリモートワークするためのインフラを俺が整えてたってわけ。

その時に人のいない静謐な新宿とか初めて見ました。もう感動しましたね。
世界がこのまま静かになればいいのにとも考えたものです。現実はパンデミックが始まるよりも酷い乱痴気騒ぎが始まってしまった始末ですが。